僕はここだ!

読書記録とか、ポエムとか、メモとか、コードスニペットとか。まとまったのはQiitaにも書きます。(http://qiita.com/RyotaMurohoshi) 掲載内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

僕がUnityと歩んだ日々 #Unityと歩んだ日々

Unityで作った個人開発のスマホゲームを楽しいと言ってもらい、

Unityの勉強会を運営したり、登壇したり、合宿したり、MS MVPになったり

たくさんUnityの同人誌を書いて、共著でUnityの商業誌も書けて

Unityのおかげでたくさんの素敵な経験をしました

Unity、本当にありがとう。

そしてお世話になった皆さん、ありがとうございます。


Unityのおかげで、3個スマホゲームを作ってリリースすることができました。

小さなゲームではありますが、「楽しい」と言ってもらえることができました。一個は2時間ほどで終わるゲームですが、最後までプレイしてくれた人、「また次作も」と言ってくれた人もいました。めちゃくちゃ嬉しいです。

今「ゲーム開発」でご飯は食べていませんが、いつかまたゲーム開発にチャレンジしたいです。

作ったゲーム一覧はこちらから。


Unityのおかげで、コミュニティー活動に参加し、素晴らしい友人、尊敬する友人に出会うことができました。

今から9年前の2012年5月、Unityのユーザーコミュニティー日本Androidの会 Unity部」が発足しました。 僕は立ち上げ時からお邪魔させていただいて、ずっと運営のお手伝いをさせていただいています。

(僕はお手伝いですが)たくさんの勉強会を開催し、知見を得て、ディスカッションをし、モチベーションを高めることもできました。

「日本Androidの会 Unity部」の活動で、特に印象深いのは技術同人誌UniBookとコミックマーケットです。 日本Androidの会のメンバーや有志のみなさんと共に執筆・頒布している「合同技術同人誌 UniBook」シリーズ。 そんなUniBookが初めて世に出たのは、2014夏に開催されたコミクマーケット86でした。 コミックマーケット86では、UniBookの編集長(編集だけでなくシステム開発や執筆もひっぱってくれた)運営メンバーと、僕とで売り子を担当しました。 実は、編集長も僕も初めてのコミケ(売り子が初だけじゃなくて、コミケが初)だったので、右も左もわからず頑張って必死にやっているうちに完売。 嬉しさと驚きがいっぱいでした。 それからUniBookはUnibook 13までシリーズを重ね、今に至ります。

それ以外にも、日本Androidの会 Unity部のみなさんとは、たくさんの勉強会・イベントをしました。 毎年年末恒例で飲み物・食べ物ありの大規模LT大会「お・と・なのLT大会」、UnityカンファレンスUniteのセッションを見まくる夏の宿泊合宿「湯ナイト」。 ビアホールで飲み会をしたり、勉強会当日に僕の誕生日を祝ってもらうこともあったり、運営メンバーの結婚式に呼んでいただいたりもしました。 どれも素敵な思い出です。

コミュニティーのみなさんは、Unityのプロフェッショナルだったり、初心者だったり、ゲーム開発のプロフェッショナルだったり様々な方がいます。 業界経験豊富で実力も実績もある方が、自分たちよりも若い人たちから丁寧な姿勢で学ぶ姿を、コミュニティー活動を通してたくさん見ました。 コミュニティー発足当時、僕は社員10名以下で全社員が同世代のベンチャー企業に所属していました。 歳をとっても・実績を出しても、誠実に・貪欲に若い人から学び続ける姿勢に、僕は感銘を受けました。

Unityとそのコミュニティーのおかげで、本当に素晴らしい友人、尊敬する友人に出会うことができました。


UnityがきっかけでC#や.NETにも詳しくなりました。

覚えている人がどれくらいいるかはわかりませんが・・・ 昔のUnityでは、iOSなどAOTコンパイルが必要な環境では、C#LINQを初めとしてジェネリクスがうまく動かず実行時にクラッシュすることがありました。 僕は、そのUnityの不具合を調べるうちに、C#や.NETに詳しくなりました。

そのUnityの不具合を調べるため、.NETやC#についての記事を読みあさっていたら、素敵な記事を書かれている皆さんが「Microsoft MVP」という肩書を持っていることに気がつきました。

UnityやC#・.NETを通した情報発信やコミュニティー活動を評価され、僕もMicrosoft MVPを受賞することができました。

Microsoft MVPのテックカンファレンスで、海外に行く経験もできました。

Microsoft MVPとしての活動も5年目になりました。今後も頑張っていきます。


同人誌「UniBook」シリーズに加え、合同商業誌「Unityバイブル」シリーズにも参加させていただきました。

大好きなUnityやC#に関して、3回も執筆する機会を得ることができました。(合同商業誌なので、たくさんあるトピック・章のうちの一つですが)

とても嬉しいです。ありがとうUnity。

執筆の機会も「日本Androidの会 Unity部」での活動で世話になっている方のご紹介でした。本当にありがとうございます。

ちなみに、田舎の父が報告するよりも前に、僕が商業誌を書いたことを知り喜んでいました。喜ぶ父をみて、僕も嬉しかったです。


僕がプログラマとして歩み始めたのは、10年前、2011年の12月。

僕がUnityと共に歩み始めたのは、9年前、2012年の5月。

プログラマとして、ほとんどの日々をUnityと共に歩んできました。

(もう9年も前なんですね。当時はたしかUnity4だった気がする。そしてAndroid/iOS版のビルドは数万円する有料プラグインの購入が必要だった気がする)

これから先、僕がUnityと歩む日々で、ゲームを作ってたくさんの人を楽しませることができますように。

そして2020年・2021年はコロナ禍でいろいろできないことも多かったですが、これから先またUnityコミュニティーをもっと盛り上げられますように。

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2021年9月27日(月)、数時間で夏休みが終わるタイミングで、自室にて