僕はここだ!

読書記録とか、ポエムとか、メモとか、コードスニペットとか。まとまったのはQiitaにも書きます。(http://qiita.com/RyotaMurohoshi) 掲載内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

#KotlinFest でLTしました!みんな「へ~」ありがとな!

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2018年08月25日(土) に東京コンフェレンスセンター品川で開催されたKotlin Festで「Kotlinのリストのmap関数、自動生成されてるって!」というタイトルでLTをしました。

とても素敵な勉強会を主催者・スタッフ・スポンサーの皆様ありがとうございました。とても楽しく登壇・参加できました。

話したことについて

「Kotlinのリストのmap関数、自動生成されているって!」というタイトルでLTをしました。

Kotlinのスタンダードライブラリ、そのなかでも使用頻度が極めて高いコレクション系の拡張関数のソースコードは、自動生成されているよ!というトリビアを発表するものです。

発表時間3分にあわせて、自動生成をどうやっているか、自動生成されている背景・メリットなどは、ばっさりとカットしました。

あと、このブログを書いている時点ではマイルストーン版のKotlin 1.3から入る符号なし整数値型のコードも自動生成されているって話もイントロとしてちょっと触れました。

ネタだしの振り返りについて

登壇資料は早めに作ってたんですけど、ネタだし・ネタ決めに苦労しました。

  • 発表時間は3分
  • 多分、会場でかい
  • 裏番組が誰で何かわからない
  • 会全体でも他の方の発表内容がわからない
  • LTはもしかしたら懇親会中かもしれない

という条件で、何を話すか悩みました。

  • 前提説明に時間がかかるものは避ける
  • 他のセッションと被りそうなのも避ける
  • 多くの人になじみがあるものにしたい

ということから、

「Kotlinのスタンダードライブラリのコードが自動生成されていることについて」

のテーマに決めました。

残念ながら、次のことはあきらめました。

  • 記憶に残るものを話す
  • 他の人の行動を変えるれるようなものを話す

良い発表というのは、人の記憶に残り、人の行動を変えることができるものだと思っています。LTではないですが、@shiraj_iさんの発表を聞いたらKontributeしよう!って人がいると思います。@sys1yagiさんの発表でCoroutineの理解が深まってガンガン使おう!という人がいるでしょう。

私もそういう発表をしたいです。

「Kotlinのスタンダードライブラリのコード読んでみるかー」

「Kotlinのコード生成のコード読んでみるかー」

って人が少しでもいたらうれしいなーと思います。

直前と発表の振り返りについて

発表資料自体は1週間以上前に一度作っていたのですが、実は当日ぎりぎりまで手直しをしました。

それは、主催者のたろうさんがオープニングで

「すごいと思ったらへーとか、おーとか、拍手とか反応をしてください。面白かったら笑ってください。」

ざっくりこんな感じのことを言ってくれたからです。(ざっくりね。ニュアンスね。文言は違うけど、多分こんな感じ)

で、こういうことを言ってくれたので、聞いてくれている人のリアクションがガッツリ期待できたので

  • 2分30秒くらいで話せるように修正(聞いてくれている人が反応する時間や、それに対してリアクションする時間が欲しい)
  • 「ここ、へーっていうところですよ」っていう反応してほしい場所を、スライドに明示的に盛り込む(ある人のアイディアを使わせていただきました。)

こんな感じで、聞いてくれている人がリアクションをとりやすいように修正しました。

登壇者・発表者としては聞いてくれている人が、こんな感じで反応があるとマジで助かります。本当に。

発表中、たくさんのリアクションをありがとうございました。

みんなの「へー」、俺の心に響いたぜ。最高のオーディエンスだ。サンキューな。

あと、次への改善なんですが「ここ写真とるとこですよ!シェアしてね」ってプレゼンに明示的に盛り込もうと思います。

あと、登壇終了数分後、マシントラブルに見舞われました。今は大丈夫です。

あと、発表数時間前に休憩スペースで、必死の顔で、めっちゃ資料直して、手ぶり付きで練習している様子を@shiraj_iさんにがっつり見られた。

それからたいせつなことですが、HDMI or VGAへの変換ケーブルを忘れるといった大失態をしてしまいました。貸していただいた方ありがとうございます。お騒がせしたスタッフの方すいません。

さいごに

たろうさんの「おれがやらなきゃ誰がやるんだ」という心意気、かっこよかったです。ありがとうございます。

たろうさん、藤原さんはじめ主催者・スタッフ・スポンサーの皆様ありがとうございました。とても楽しく登壇・参加できました。

まじで運営手馴れて、すごいって思いました。

Kotlin Fest 2019は未定みたいですが、また次の機会があったら何かしら話せればなと思います。

ワクワク!

はしゃぐ30歳の様子

「情熱プログラマー ソフトウェア開発社の幸せな生き方」を読んだ ~いつも心に情熱を~

「情熱」

ちんけな言葉かもしれない。

プログラマーという理詰めにものごとを進める職業に対して、「情熱」なんて精神的な言葉は似つかわしくないかもしれない。

だけど、プログラマーとして何かを勝ち取ったり、大成したりするには「情熱」が必要だと思う。


もしプログラマーとして悩んだり、モヤモヤしていたりする時は、ぜひ周りのプログラマーの友人、知り合い、頼りになる先輩と飲みに行ったり、相談したりしてほしい。

それでもモヤモヤが晴れなかったり、周りにそういう人がいなかったりしたら、「情熱プログラマー ソフトウェア開発社の幸せな生き方」を読んでみるのはどうだろう?


情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

Chad Fowler 著 / でびあんぐる 監訳


この本は、プログラマーとして成長するための心得本だ。1節は大体2~4ページで構成されて、合計53節、5章からなる。

精神的なアドバイス・心得に加えて、具体的な行動指針を授けてくれる。

プログラマーとして大成すること・生きることは簡単じゃない。

しんどいこともある。やるせないこともある。むかつくこともある。

けれど、きっと情熱をそそげば、もっともっと楽しくなると思う。


俺はこの本を、もやもやした時、頑張りたい時に、しんどい時、ちょいちょい見返す。

もし、あなたにそんな時があったら「情熱プログラマー ソフトウェア開発社の幸せな生き方」読んでみたらどうだろう?

エリクサーが使えない

FF(ファイナルファンタジー)でエリクサーが使えない。もったいない。ラストエリクサーなんて絶対に使えない。大抵ラスボス・裏ボス倒しても結構残っている。

FE(ファイアーエムブレム)で伝説の武器がもったいなくて使えない(聖戦とか一部を除く)。何なら銀の剣だってもったいない。竜のたてや天使の衣とかも迷う。誰に使うか迷って最後に一気に使う。

DQ(ドラクエ)のタネも使えない。さっさと使えばいいのに、誰に使うか迷って迷って終盤まで残る。


FFのエリクサーも、FEの伝説の武器も、DQのタネも。

もっと早く使えばいいのに。もっと早く使えば楽なのに。それができない。

「今はまだその時じゃない」「今よりも、もっと使うべき時と対象がある」

そんな考えが頭によぎって使えない。


自分の人生にとって、エリクサーって何だろう。(少なくとも、MonsterやRed Bullじゃない。)

「今はまだその時じゃない」

そんな考えで、自分にとってのエリクサーの使うべき時と場所を、たくさんたくさん逃してしまったかもしれない。

使えばもっと楽になったのに、使えば状況が変わったかもしれないのに、そんな機会をたくさん逃したかもしれない。


「待ってたら。いつかなんて待ってたら、あっという間に大人になっちまうよな!」

デジモンアドベンチャーtri.の中の太一のセリフ。

www.youtube.com

大人になった自分は、エリクサーを使う「いつか」を待っていたら、あっという間におじいちゃんになっちまう。もしくは死んじゃう。


「エリクサーがもったいなくて使えない。今じゃない。」そんな考えは、さっさと捨てないといけない。

「待ってたら。いつかなんて待ってたら、あっという間に大人になっちまうよな!」

使うべきタイミングは、エンディングまで多分そんなにもう多くない気がする。


ちなみにオクトパストラベラーのナッツはガンガン使うように心がけた。でも結局、サイラスに属攻のナッツをガンガン使ったけで他のは残ってしまった。後は裏ボスだけなんだよな・・・

ちなみに「いつかなんて待ってたら、あっという間に大人になっちまうよな!」の太一のこのセリフで、Butter-Flyが流れる演出なんだけど最高だから見て!(このセリフは第3章 告白)

UniBook10の「Riderのススメ」という章を書きました!

 コミックマーケット94でUnity部が頒布する技術同人誌UniBook10。その第10章「Riderのススメ」を執筆しました。

 UniBook10は、コミックマーケット94の1日目(2018年08月10日(金))、「西1ホール れ-11a」にて頒布予定です。

 他の方の執筆内容や価格はUnity部のこちらのページを確認してください

www.unity-bu.com

Unity部って?UniBookって?

 Unity部は、ゲームエンジンUnityのユーザーグループです。(私はその運営をお手伝いしています。)

 UniBookは、そのUnity部の有志が集まりUnityに関連するトピックを、担当者がそれぞれ自由に執筆する技術同人誌です。

 なんとなんと、今作で10冊目!びっくり!コミケとか技術書典で、えーっと何年目だろ!とにかくめでたい10冊目!!!

UniBook1oの執筆内容は?

 「Riderのススメ」というタイトルで、

  • RiderってこんなIDEだよ
  • こんな機能があるんだよ!
  • Unityで使えるこんな機能があるんだよ!

 ってことを書きしました。

 Riderについては、こんなQiitaの記事も書いています!

 こんな感じで、便利!

https://camo.qiitausercontent.com/bae98282774336f4a6e0955f44dd808fab105e1a/68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f343132352f65333334666334622d313130312d303964302d633634622d3534316531663034393835662e676966

 Riderいいよ!Rider!!!みんな、Let's try フリートライアル(30日限定)!!!!

さいごに

 UniBook編集長のけーごさん、Unity部部長のかまたさんをはじめ、執筆者の皆様お疲れ様でした。

 UniBook10ほんのちょっとでも、一人でも多く、Unityユーザーの皆様の助けになることを祈りつつ。

「ポジショニング戦略」を読んだ ~プロダクトを届けるために消費者の立場から考える~

プログラマになって、6年と8カ月。

「いいものを作りたい」

この職業についてから、ずっとそう思っていたのだけど、最近はそうじゃなくて、

「いいものを作って、それをたくさんの人に使ってもらって、それに満足してもらって、お金を稼ぎたい」

って思うようになった。

「いい物をつくれば自然と売れる」

そんなわけがない。


どうすればたくさんの人に使ってもらえるのか、勉強し始めた。

ポジショニング戦略

ポジショニング戦略[新版]

ポジショニング戦略[新版]

まず読んだのはこの本。「RUNNING LEAN 実践リーンスタートアップ」で知った。マーケティングの古典的な本らしい。

ライバルとの対比とか、業界リーダーのプロダクトとか、長期的なスパンとか、穴を見つけろ、とか面白いことがいろいろあった。


この本で繰り返し出てきて、そして大切だと思ったこと、それは「プロダクトのポジションを消費者の立場から考える」ということ。

頑張って作って、想いをこめて作って、最新の技術を駆使して作って、時間をかけて作って。

でもそれは消費者からは関係ないプロダクトが消費者からどう見えるのか、そしてそのプロダクトがどういうポジションなのか、どうしてそれに興味を持ってくれて、どうして使ってくれるのか。

作り手である僕たちは、ついつい自分たちの都合のいいようにそのプロダクトを見てしまう。こういう風に消費者が見てくれるだろうと妄想してしまう。

本当にそうだろうか。


この本はかなり古い本らしい。ウェブの話は全くない。業界の様相も大きく様変わりしている。そして、日本人にはなじみのない会社名が多く並ぶ。(新版の日本語の翻訳は2008年。けれどオリジナルはもっともっと古い。)

ただ、「プロダクトのポジションを消費者の立場から考える」は、時代や国が違っても、変わらないと思う。これ以外にも、時代が変わっても


作るのは楽しい。けれど作ったプロダクトを使ってもらったり遊んでもらえたりするのは、もっと嬉しいしもっと楽しい。

作ったものを、たくさんの人に届けられるように、いろいろ工夫していこう。


ちなみに学生時代のサッカー部でのポジションは、ベンチ。

30才になりました

好きだったドラマの主題歌の歌詞(のニュアンスね、ニュアンス!歌詞じゃないよ!)

「いつかさー、想像していた未来とさー、少し違っていたってさー」

ってのがあります。

2018年7月20日の今日、30才になりました。

15才の秋、エンジニアとして生きていきたいなーとぼんやり思っていました。

20才の春、東京に上京し「こんな未来を作りたいな」といろいろ妄想しまくってました。

23才の冬、誘ってもらえたベンチャー企業プログラマとしてチャレンジしてみようと決断しました。

27才の夏、叶うかもしれなかったゲームプログラマという夢を、自分の無力さとわがままさでぶち壊してしまいました。

30才になった夏、いつか想像していた未来はまだまだ遠いです。まだまだ遠いですがこれから先の5年、10年、30年の未来も想像したいなと思います。

35才。「父さん(パパ)がこれを作ったんだぞ!」と子供に胸を張って言えるものを作って、子供に「お父さん(パパ)がこれ作ったの、すごい!」って言ってもらう。そういうことができたらいいなと思います。

かなり難しい目標です。子供は授かりものですし、何より奥さんがいません、それ以前に彼女もいません。その前段階として合コンに行くのが怖いです。だからとりあえず、子供は置いておいて(授かりものだしね)子供に胸を張って言えるものを作ろうと思います。彼女も頑張りたいです。

そんな35才の未来に近づけるように、日々毎日、進んでいきたいと思います。

そんな35才に向けての1年目、30才の目標は「輝きたい!!!」です。

それでは聴いてください。Aqoursで「君のこころは輝いてるかい?

ピタサーわっしょい、ときめきオーライィィィ!!!

オーいぇっす!ときめきさんしゃいぃぃんん!!!

2018年7月20日 室星亮太。一人自室にて

Microsoft MVPを再受賞しました。

 Microsoft MVPを再受賞しました。(Microsfot MVPって何という方は、こちら」)

 受賞は2回目です。

 初めての更新でした。

 カテゴリは変わらずVisual Studio and Development Technologiesです。

 私はMicrosoft MVPの皆さんたちを、エンジニアとしてのロールモデルたったり、憧れの対象だったり、目標だったりにしてきました。(それはもちろん、年下の人も含めてです。)

 「こんな風になりたい」と思っていた他のMVPの人達との「差」はMVPになった後もまだまだ大きく、もっともっと精進しなければと思います。

 Microsoft MVPには現役・元を問わずいろいろなキャリアや背景、実績をもった人たちがいます。

 「こういうキャリアの人がいるんだ、自分も頑張ろう!」

 そういうエンジニアになれるよう、これからも頑張ります。

 2018年07月02日(月) 午前2時 自室にて

 室星亮太