2019年10月27日(日)に日本マイクソフト様で開催された「.NET Conf in Tokyo 2019」で、「Riderはいいぞ！」というタイトルで50分のセッションを行いました。

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私の資料はこちら。近いうちにUnity Learning Materials様で発表動画も公開されると思います。デモが多いセッションなので、そちらも合わせてご覧ください。

イベントページはこちら。

vsuc.connpass.com

.NET Conf in Tokyo 2019について

「 .NET Conf in Tokyo 2019」は「.NET Conf 2019」というグローバルイベントの、たくさんあるローカルイズイベントの一つです。

Microsoftの社員さん、Unity Technologies Japanの社員さん、そして我々Microsoft MVPが、「.NET トラック」と「Unityトラック」の2並列トラックに別れて50分のセッションを行いました。 .NETトラックでは、.NETの最新機能や今後の展望、かなり技術的にコアなセッションが。 UnityトラックではUnityプログラマ向けのセッションが。それそれ行われました。

自分のセッションのきっかけとか、狙いとか、背景とか

自分は「Riderはいいぞ！」というタイトルで、JetBrains IDEの「Rider」の紹介セッションを行いました。

自分の周りのUnityユーザーの皆さんの中で、「Riderが気になる」という人が増えているのを感じていました。自分自身がRider愛好者・JetBrains IDE愛好者なので、UnityユーザーのRider愛好者仲間を増やすべく、「初心者・興味ある人にむけてのRider紹介セッション」を行いました。

って言うのが、セッション中にもお伝えした表の狙い。これが狙い（テーマ？）の9割り。

で残り1割りが、

「IDEの勉強、大変じゃない？疎かにしていない？ついつい言語とかUnityの方ばかりしていない？IDEの勉強もやってこ！ほら、こんなに便利な機能もあるよ！勉強してこ！」

という裏の狙い（隠れテーマ？）。

実は途中までこれを説明するスライドも入っていたんですけど、軸がブレるのでスライドはカットしました。「これから使う人」・「バリバリ使っている人」、両方を完全にターゲットにするのはちょっとしんどかったので「これから使う人」の比重を途中でがっつり多くしました。

自分のセッションが終わって

実際にRiderを買った人
デフォルトIDEをRiderにした人
めちゃくちゃRiderに興味を持った人

がいて、とても嬉しかったです。

MSでVisual Studioじゃなくて他社製品の話をする

さて、このイベントの会場は日本マイクロソフト様です。 Microsoftで.NETといえば、Visual Studioです。 Visual StudioはRiderのド競合です。他社の競合製品である、JetBrainsのRiderの話を、日本マイクロソフトで開催された「.NET Conf in Tokyo 2019」でしていいのでしょうか？

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自分はいいと思います。

忘れて欲しくないのは、このイベントが「.NET Conf in Tokyo 2019」ってことです。 Microsoft de:codeとか、Microsoft Igniteとかじゃないです。このイベントは、あくまで、「.NET Conf」のローカルイベント。だから、.NETにまつわる話であればOK！そしてJetBrains社は、「.NET Foundation」の「Technical Steering Group」に入っているし、本家「.NET Conf」のスポンサーでもあります。

だから、「.NET Conf in Tokyo 2019」で「Riderの話」をしても全然OK！

ちなみに、誤解して欲しくないんですが、自分は別にVisual Studioが嫌いじゃないです。むしろ超「こんなことできるんだぜ！」っていうの聞いてみたい。だれかの50分Visual Studioガッツリセッションって言うのを聞いてみたい。 VisualStudioのアップデートの話を5分・10分聞くってことはたくさんあったけれど、まるまる50分ってまだ聞いたことないかも。