Unity Cloud Buildのビルド番号などをゲーム中で取得するライブラリ、CloudBuildManifestを作りました。
チーム内にゲームを配布していると、チームメンバーから「バグ報告」や「要望」をもらうことがあります。 この時、問題になるのがチームメンバーが「どのバージョンの・どのビルド設定のバイナリを使っているのか?」です。
頻繁に更新・修正・配布しているプロジェクトでは、古いバージョンを使い続けて、直っているバグを報告してしまうこともありえます。 また、ビルド設定が複数あるプロジェクトでは、想定と違ったビルド設定をチームメンバーが使っていて、バグの原因特定に苦戦することもありえます。
今回自分が作った、「CloudBuildManifest」では、Unity Cloud Buildをしたバイナリのビルド番号やビルドプラットフォームなどを、そのUnityゲーム実行中に取得することができます。
詳しくは、GitHubのREADME.mdとQiitaの記事をご覧ください。
もともとCloudBuildManifestのアイディアとコードは2017年1月にはまとめていて、Qiitaに書いていました。 次のスクリーンショットのように自分のゲームでも、バリバリ活用しています。
今回、もともと各プロジェクトにおいていたコードを整理し、ドキュメントコメントをまとめ、Unity Package形式にしてGitHubに公開しました。
よければみなさん使ってみてください! そして、使って気に入ったら星もください!
今年に入ってからなかなか忙しく、アウトプットができていませんでしたが、ちょっとずつやっていこうと思います。