2017年04月04日にSansan様で開催された「第5回Kotlin勉強会 @ Sansan」にて、「SequenceとCoroutineの話し」というタイトルでLTをしました。
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私の発表資料はこちら。
私はKotlin 1.1について10分間で話す枠で登壇しました。
具体的には
Sequence<T>
というインターフェースについての概要- Kotlin1.1で
Sequence<T>
関連の関数が簡単に実装できるようになったこと
の2点をメインにお話しさせていただきました。
5分のLTでも、50分の登壇でも、セッションで大切なのは「誰に何を伝えるのか?」
今回、「(async / awaitじゃない)Sequenceの方のCoroutineを話したい」というの大枠のテーマは早い段階で決まりました。
しかし「誰に」というのが中々決められずにいました。
今回の勉強会に参加される方はみなさんKotlinは使ったことがあるでしょうけど、
Sequence<T>
について知らない人- Kotlin 1.1でCoroutineが入ることを知っている人
- 「なないろAndroid」のasync / awaitの章を読んだ人
- buildSequenceや以前のgenerate関数を実際に触ったことがある人
という感じで、いろいろな方が来ることが予想できました。
10分という限られた時間では話せることが限られます。いろいろな理解度の参加者のみなさんに対して話すため、どれくらい詳しく前提知識を話す必要があるのか、またはどれくらい前提知識をざっとながしていいのか、悩みました。
結局、事前知識である「Sequence<T>
というインターフェースについての概要」をわりと長めに話しました。
事前知識を長めに取ってしまった結果、本来伝えることを1つにすべきLTなのに
Sequence<T>
というインターフェースについての概要Sequence<T>
関連の関数が簡単に実装できるようになったこと
と、伝えることが2個になってしまいました。10分のLTで、これはあまりいいことではないですね。ばっさり事前知識はカットしても良かったかも。
Sequence<T>
の記事を勉強会の数日前に書いたので、そちらもよければ読んでみてください。
参加者の皆様の感想お待ちしております。