川俣晶さんの
「裏口からのC#実践入門 バッドノウハウを踏み越えて本物へ!!よくない誘惑をはねのけて真の実力を身につけるために」
を読みました。(Amazon)
こんな人にいいかもしれない
この本で紹介されているバッドノウハウな感じのC#コードを書く人がチームいるのだけれど、その人に「ここがよくない!」って直接注意できない人。この本を読んでもらって、改善を促といいかもしれません。
もしくは、
「C#書き始めで、基本的な文法はなんとなくわかった気でいるけど、実はよくワカンネ。読むならライトな感じの本がいいな」っていう人は、いいかもしれません。
こんな本だった
が登場し、コードを交えながら(ある程度長い文の)会話形式で記述されている本でした。
私は知っている内容も多く、数時間で読みました。
バッドノウハウをアクマのキャラクターで喋らせるというのは、素敵なアイディアだと思いました。(頭の固い上司キャラクターとかがバッドノウハウを教えてる本とかだと、角が立つかもしれませんしね。)
しかし個人的にはキャラクターの中身に関係ない会話部分が毎節入って、この部分は好きになれませんでした。ここの部分削って、薄くして安くして欲しかった。
「2.13 Javaよ安らかに眠れ」
「2.13 Javaよ安らかに眠れ」は、C#を書いているのに
- デリゲートを使わない
- 名前空間が長い
などJavaっぽく書いてはいけないよ。ちゃんとC#らしく書こう、という内容でした。
一番主張されたいことはごもっともだと思うし、賛成なんんですが、ちょっと表現が過激かなと思いました。
新たな学び
上記に触れたことがなかったため、仕様や単語や概念を簡単にですが知ることができました。
川俣晶さんの他の著書
個人的には、川俣晶さんの著書であれば、次の3冊の方が好きです。
- 【省エネ対応】 C#プログラムの効率的な書き方
- [完全版] 究極のC#プログラミング ~新スタイルによる実践的コーディング
- C#ショートコードプログラミング 第2版 (MSDNプログラミングシリーズ)